動植物が、地球上で共生しているというような言い方をしますが、「共生」とは、協力しながら生きる。または、異なる生物が、お互いの不足している事を補いながら生きる事を言うようです。地球上の「共生」を考えると、「植物」「動物」の他に、「菌類」の存在がクローズアップされてきます。地球上の「共生」とは、大きく分けると「植物」「動物」の2分類だけではなく、「菌類」の暮らしも加えた「植物」「動物」「菌類」の共生となるようです。地球生物の全てが、お互いに「共生」しているのではなく、それぞれにはパートナー的な存在がいるというような事例が解明されているようです。このようなしくみは、まだまだ分からない分野の方が多いようですが、例えば、「植物」と「菌類」の共生を、取り上げてみますと、光合成を行う事ができない「菌類」の中には、樹木に寄生する事で、樹木の養分をエネルギーとして吸収する「きのこ」たちがいます。彼らは、「菌根菌」などと呼ばれ、土壌や木々に菌糸をはりめぐらせ、それぞれから水分やミネラルを頂いているようです。樹木に寄生した「きのこ」たちが、土壌などから水分やミネラルを吸収する際には、同時に、寄生された樹木たちも「きのこ」たちの菌糸から、水分やミネラルのおすそ分けを頂いているようです。「きのこ」が寄生する、という形にはなっていますが、お互いがお互いを必要としたイーブンの関係性であるようです。そのような、「きのこ」と「樹木」の関係性には、どうやら相性のようなものがあるようで、例えば、松、モミ、トウヒ、ツガなどの「マツ科の木々」や、ブナ、クヌギなどの「ブナ科の木々」には、共生する「きのこ」の存在がみつかりますが、杉、ヒノキなどの「ヒノキ科の木々」には、共生する「きのこ」がみつかっていないそうなのです。この「きのこ」と「樹木」の共生する、パートナーシップの関係性に関しては、まだ詳細は解明されていないようですが、この「菌根菌」と呼ばれる「きのこ」たちは、植物以外の生物たちにも共生を行っている事が分かっています。「オオシロアリタケ」と呼ばれる「きのこ」は、その名の通り、白アリとパートナーシップをもっています。白アリたちは、「オオシロアリタケ」の菌糸を、栄養素として頂き、「オオシロアリタケ」は、白アリたちが作る巣の中の栄養分をおすそ分けしてもらっているのです。また「オオシロアリタケ」は、白アリの巣にしか生息しない事も分かっているようです。そしてさらには、共生ではなく「寄生」する「きのこ」の仲間に、「冬虫夏草」と呼ばれているものがあります。彼らは、昆虫に寄生して、その養分をエネルギーとして、自分たちの成長を促すのですが、冬虫夏草が、宿主として寄生する昆虫達も、全ての種類の昆虫たちではない事が分かっているようです。共生に関する事柄には、まだ未解明の部分は多いですが、「植物」と「動物」の間の、パートナーシップには、何かしらの相性のようなものがあるようですね。お互いが交渉の上、私達、人間には分からない形で協定などを組んでいるのかもしれません。

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